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初日の出ライドその2

前回からの続きです。

ちなみに、しっかりデジカメを装備し、取り出しやすいところの持っていたのですが、写真を撮る余裕などまったくなくなってしまうほどの状況になってしまい、写真はまったく撮っていません。なので写真なしで申し訳ございません。

危うく修善寺まで行ってしまいそうになりながらも、なんとかルートに復帰できて、無事伊豆西海岸の三津漁港にたどり着けました。5~6kmほど余計な遠回りをしてしまい、時間も20~30分はかかってしまった。先行している3人からはこれでかなりの遅れを取ってしまったことになる。そればかりか後ろから追ってくるであろう大魔神さんたちの影にもおびえてしまう。

メールやBBSで他の人たちの位置を確認すると僕の前に3人。後ろに3人。ちょうど真ん中を走っているようだ。

三津からは海岸沿いのはずなのだが、伊豆半島の特に西側は山からそのまま海になっているので、海岸沿いを進むと言うよりも、くねくねと入りくんだ岬をアップダウンを繰り返しながら走ることとなる。所々に港町や温泉街があり、その町の間と間は完全な山道。しかも街灯もまったくというほどなく、真っ暗中自転車の心細いライトの光だけで走る。大晦日の夜。正直あまり栄えていると言えない道。車の通行もほとんどない。たまに車とすれ違う。

風も強く、向かい風になればまったく進まなく、横風ではあおられてよろけてしまう。そんななかたった1人で走るのは、徐々に精神的に追い詰められてしまう。

そして道は小刻みなアップダウン。体力もどんどん奪われてきて、足の筋肉も悲鳴を上げそうになる。もともと攣りやすい体質。いくら防寒対策をしているとはいえ、気温一ケタ台の寒さの中。ボトル1本持っていってはいたが、寒さのためにあまり口にしなかった。水分補給は途中コンビニや自販機でのあったかいドリンク中心。あまり飲みすぎるとトイレも近くなるので水分補給がおろそかになってしまった。そんなことも重なり、いつも以上に足が攣りやすい状態。途中ストレッチをしたりしながらごまかしごまかしの走りが続くが、どこかでしっかり休んで回復すればよかったが、休憩時間もあまり長く取らずに走ってしまう。

戸田の手前、道が二手に分かれたところ。右に行けば海岸沿いを大瀬崎を回って戸田に出る道。左は岬の付け根を一気に越えて戸田に出るショートカットルート。事前に調べたルートは左のルート。山越えはわかっていたが、たいした山ではないと思っていたので、迷わずこの左ルートを選択。だがそれがこの後の地獄の始まりであった。

今まで以上に車の通行はなくなる。民家は当然だが、街灯すらない本当に真っ暗な道。山の中なので、道の両脇を木が多い星も見えずに本当に真っ暗である。

かなり怖い。おまけに寒い。坂はかなりの激坂。ハンドルに勾配計をつけているが暗く見えないので斜度はわからないが10%平均はあったのではないか。

そこをひたすら登る。が、一向に頂上に着かない。真っ暗なので先はまったくわからない。どこまで登ればいいのか皆目検討つかない。足もいっぱいいっぱいになるが、真っ暗な中休むのも怖いので早くこの山を抜けようとひたすらペダルを踏み続ける。しかしまだまだ先が見えない。道を間違ったのではないかという不安かんと限界が近づいている足のために、気持ちはもう折れる寸前。おまけにGPSも信号キャッチできず今いる位置も不明な状態。だんだん不安は募るばかり。この真っ暗な中へばってしまうのではないかと考えてしまう。もう少しで登りきれそうな感じもしていたが、とうとう途中で今登ってきた坂を引き返すことに。

下っていると改めて上ってきた坂のきつさを実感。海岸沿いまで戻って、大瀬崎方面を目指して走り出す。が、このルートも山道だった。

戸田というところはまさに陸の孤島。小学生のときに夏休みに旅行に行った記憶があるが、そのときは船で行ったようなところである。戸田に出るには北からも南からも山を抜けなくてはならない。

戸田に向かう山道。真っ暗で足もいっぱいいっぱい。途中街灯がぽつんとあるところで休憩。それでも足は攣りそうになりながらである。真っ暗なところでは自転車にまたがったまま少し休む。そんなことを繰り返しながら何とか前に進む。

かなり時間がかかってやっと戸田に到着。コンビニもなく、仕方なく自販機の前で座りこんで休憩するが、寒さもあり休んだ気分にならない。持っていたパワージェルでエネルギー補給するが、気力も体力も脚力もいっぱいいっぱいで、もうこのままここで夜を明かして船に乗って帰ろうかとすら考えてしまう。

一息ついて再び気力を振り絞り戸田を後にする。目指すは土肥温泉。ここまで行けばコンビニがあることは事前に調べて知っていた。

しかし、道は非情にも再び真っ暗な山道。本当にもう泣きそうになりながら暗闇の中をただひたすら走り続ける。リタイアするにしても何にしてもこんな山の中ではどうにもならない。かといって戸田に戻ってもあの町では休むことすらできそうにない。

足の痛みに加え、このあたりから明らかな気力不足であった。ただ、意地と根性だけで前に進む。のぼりではスピードは10km/hがやっと。平地でもスピードは出せない。そこに追い討ちをかけての強風。ただ、「誰だこんなアホな企画を考えたやつは」とか、「何が海岸沿いだ。134号とは大違いじゃないか」など文句をグチグチいいながらひたすらに前に進むのみ。やっと下りが始まり。足を休ませながら一気に下り始める。そしてやっと土肥温泉に到着し、暖かいコンビニに入ることが出来たのであった。

つづく・・・

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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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大魔神さん。アッキーさん。お疲れ様でした。ヤッパリあんた達はバケモノだよ。敵いません。
もう、ヘタレとでも何とでも言って下さい。
もうこんなきついのはゴメンです。

ま~べらす(笑)。

いや~人の苦労話は最高に面白い(爆)。きっとみんな、あの道でかなり消耗するだろうと思ったので土肥のファミマで暫く待つ事にしたんだけど、想像以上に堪えたみたいだね(笑)「誰だよ、こんな企画をかんがえたのは」→スイマセン、首謀者の1人です(爆)「何が海岸線だよ」→海岸線には違いないでしょ(鬼爆)(≧▽≦)
いや~次の続編が楽しみだな~(≧▽≦)ゞ

涙が出る程面白い!
参加した7人それぞれに素晴らしいドラマがありますね。
続き楽しみにしてますよ!

>martyさん

自分のペースを守れば絶対完走出来ますよ。
29erのミッチーが完走出来たのですから!
ありがとうございます
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